土曜日は、昨日のblogを書いた後、DCからわざわざ出てきてくれたアメリカ人の友人と二人でサッカー観戦。アメリカ対ガーナ戦。普段、自分の生活圏を見渡しながら、「アメリカでは、ワールドカップはそこまで盛り上がっていない」と思っていたが、「盛り上がっていない」んじゃなくて、単純に、自分の周りに人がいなかっただけだということに気付く。大都会NYCでは、ワールドカップは立派に盛り上がっていた。
East Villageの数あるバーはどこも満席。しばらく探し歩いた末に、フィリピン・バー(=フィリピン系アメリカ人によるフィリピン系アメリカ人のための健全なバー)に着陸。試合結果は御存知の通り、延長戦の末に2-1でガーナの勝利。僕の友人氏含め、アメリカ人の皆さん(というか、店内は全員そう。何系のアメリカ人かはともかく)、一様に落ち込んでいたものの、立ち直りは至って早い。結局のところ、アメリカ人にとってのサッカーというスポーツは、昼間っから呑む口実にはなっても、そこまで本気で入れ込む対象ではない。友人氏は正直に、「サッカーは4年に1回、(ワールドカップの時だけ)観戦するもの」と言っていました。
その後、市内をぶらぶらし、友人氏に夕食を御馳走になった後(ごちそうさまです)、もう一人の方も合流して男三人で、タイムズスクエアのマリオットの最上階にある、展望バーへ。このバー、初めて行った(というか、そんなものがあるなんて全然知らなかった)のだが、マンハッタンのど真ん中からの夜景は、なかなかのもの。それだけに、結構良いお値段するのかと思いきや、入ってみると、中の雰囲気は、どこの街にもあるタワーモノのそれに近く(=basically観光客向け)、それゆえ、値段もそこまで高くはない。席に着くまで、多少待たされはしたが、基本的に予約も不要。この先、NYCに行かれる方には是非お勧め。友人氏の粋な計らいで、NYC最後の夜に、良い思い出をつくることが出来た。
そのまま、タイムズスクエアの隣にあるPort Authorityからgreyhoundバスに乗り、明け方6時にSyracuse到着。多少呑んでいたこともあってか、車中では一度のinterruptionもなく眠り続ける。まだまだ夜行バスで動けるなと、いらん自信を新たにする。
今日は、夕方から、同級生さんたちと一緒に、Syracuse Jazz Festを聞きに。Onondaga County主催の無料のイベントなのだが、かなり気合いが入っていて、オオトリには、かのNatalie Coleまでが登場する。僕にとっては、「名前は知ってるけど、なんて曲を歌ってるのかは知らない」くらいの人だったのだが、生で聞いてみると、その迫力たるや半端ない。
二年の間に、多少は耳が英語に慣れたせいか(ホンマか!?)、英語の歌詞の響きが、留学前より幾分、ハートに直接響くようになったような気もした(救いようなく主観的な意見でスイマセン)。帰国したら、今度こそ真面目にjazzを聞いてみようかと思ってみたり。まぁ穏やかでありながら、みんなが心底楽しんでいる、あの雰囲気は、アメリカ(の田舎)ならではなんだろうなぁーとも思いつつ。日本のjazzコンサートでは、こうはなんないだろなぁ。適当に言ってますけど。
明日からは、二年間のMaxwell生活、いよいよ最後の一週間です。
my room, Syracuse, June 27, 23:54
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