Monday, June 21, 2010

新学期のきざし

午前中で授業が終わった後、手続きやら何やらでキャンパス内を歩いていると、明らかに新入生らしい人たちを多数見かける。5月後半~6月前半の一か月間は、アメリカの大学が一番静かになる時期で、特にundergradの学生なんてキャンパス内ではほとんど見かけなかったが、そろそろ、サマースクールを受講する生徒たちがキャンパスに戻り始めている様子。
   
銀行で、口座の閉じ方を確認していたら、隣のブースには、ガチガチに緊張した面持ちで窓口の女性と向き合うアジア系の留学生が。それを見て、二年前は自分もあんなだったなぁと思い出す。いや、もっとひどかったかも。というか、あの英語力でよく銀行口座なんて作れたもんだと今振り返ってみて思う。とにかく、あの頃は、いろんなことが無茶苦茶だった(笑)
  
無茶苦茶で、毎日凹みまくっていたけれど、ここ十年くらいの中で、一番気持ちが晴々していたのもあの頃だった気がする。この先二年もあれば、何でも出来るんじゃないかという気持ちで日々過ごしていた。終わってみれば、もちろん、それは幻想で、二年で出来ることなんて限られているということを悟る。この感覚、ひょっとすると人生そのものにも通じるのかもなぁなんて思ってみる今日この頃。何日か前にも書いたけど、「何でもかんでも」欲しがるのではなく、与えられた予算制約の下で最大のことをするにはどうすればいいかと考える時期が来ている気がする。
  
超人でもないわが身。英語も、勉強も、旅行も、インターンも、パーティも、GAも…は出来ないですからね。留学と同じで、人生も、何を選んで何を捨てるか、そろそろちゃんと考えないとな。
my room, Syracuse, June 21, 16:02

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